令和５年度 社会医療法人博愛会　相良病院 病院情報の公表

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養２セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 - - 35 125 399 429 460 344 77 13
当院は女性のための専門病院「特定領域がん診療連携拠点病院」と「がんゲノム医療連携病院」であり、 乳腺外科を主とした病院です。 年齢階級別退院患者数は、乳腺外科・甲状腺外科・形成外科・婦人科の患者様を対象に集計しており、 40代～60代が全退院患者数のうち約8割を占めています。 入院治療中は特に不安なく過ごして頂く為に患者様へのサポート体制や相談員を常駐し対応を行っております。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 365 7.83 5.64 0.00 61.42
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍　乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等　手術・処置等1なし 283 13.17 9.88 0.00 63.70
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等2　４あり　定義副傷病　なし 75 7.47 3.51 0.00 55.92
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍　手術あり 47 4.87 4.00 0.00 43.89
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等2　３あり　定義副傷病　なし 31 8.16 5.68 0.00 54.61
外科の中には【乳腺外科】【甲状腺外科】の患者様を対象としております。 乳腺外科に関しては、上位より乳房温存術、乳房全摘術、化学療法という順になっております。 甲状腺外科に関しては手術患者が大半を占めております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍　ゲル充填人口乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 29 8.28 7.47 0.00 46.90
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍　その他の手術あり　手術・処置等2　なし - - 6.59 - -
090010xx04xxxx 乳房の悪性腫瘍　組織拡張器による再建手術（一連につき）　乳房（再建手術）の場合 - - 10.41 - -
090010xx03xxxx 乳房の悪性腫瘍　動脈（皮）弁及び筋（皮）弁を用いた乳房再建術（乳房切除後）　二次的に行うもの - - 15.43 - -
090010XX97X3XX 乳房の悪性腫瘍　その他の手術あり　手術・処置等２ ３あり - - 13.65 - -
形成外科の中には、乳癌手術後のインプラントを用いた乳房再建（主に1次2期再建）の患者様が大半を占めております。 また、術後の瘢痕拘縮や陥没乳頭に対する患者様に対しても治療を行っております。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮頸部（腟部）切除術等　手術・処置等２ なし 45 4.2 2.96 0.00 44.24
120070XX02XXXX 卵巣の良性腫瘍　卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等 11 5.91 6.00 0.00 49.27
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ　子宮全摘術等 - - 2.78 - -
120100xx01xxxx 子宮内膜症　子宮全摘術等 - - 7.03 - -
120230xx97xxxx 子宮の非炎症性障害　その他の手術あり - - 6.76 - -
婦人科に関しては、年齢層も若く子宮頸部異形成に関する患者様が大半を占めており、短い入院日数となっております。 また、子宮筋種や卵巣良性腫瘍に対する腹腔鏡を用いた手術も行っております。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - - -
大腸癌 - - - - - - - -
乳癌 399 702 156 42 18 100 1 第8版
肺癌 - - - - - - - -
肝癌 - - - - - - - -
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
当院は5大癌のうち乳癌のみ該当します。 患者数は延患者数で集計しており、stageが「0」(上皮内癌)のものは集計対象外としております。 初発患者の割合はstageⅠ・Ⅱが約8割を占めており、検診からの早期発見や自身で症状があり来院された患者様、他院からの紹介患者が多い事が特徴です。 乳癌治療には早期発見、早期治療が特に重要となります。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 - - -
中等症 - - -
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
【症例数の合計は10件未満】
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 - - - -
その他 - - - -
【症例数の合計は10件未満】
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）） 444 1.86 4.98 0.00 61.22
K4763 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない）） 250 1.86 9.78 0.00 64.76
K4765 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの） 83 2.00 11.82 0.00 59.13
K4764 乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））） 39 1.85 10.95 0.00 58.15
K4741 乳腺腫瘍摘出術（長径５センチメートル未満） 36 0.89 2.72 0.00 45.69
外科手術での乳腺科実績では、主に標準治療としての乳房温存術が上位となっております。 また、乳房全摘術が必要な方にも形成外科医と乳腺外科医を中心に乳房再建チームを結成している為、根治性と整容性の両立は勿論のこと、術後の精神面や肉体的負担の軽減にも努めております。 その結果として、転院率も低く術後のケアまで当院で施行されている事が特徴です。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K476-4 ゲル充填人口乳房を用いた乳房再建術（乳房切除後） 31 1.00 6.29 0.00 46.68
K0221 組織拡張器による再建手術（一連につき）（乳房（再建手術）の場合） - - - - -
K0061 皮膚・皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ未満） - - - - -
K476-32 動脈（皮）・筋（皮）弁を用いた乳房再建術（乳房切除後）（二次的） - - - - -
K476-2 陥没乳頭形成術 - - - - -
形成外科による手術は、インプラントを用いた乳房再建術（主に1次2期再建）が大半を占めております。患者様の状況によってはインプラントによる乳房再建術以外に 患者様自身のお腹や背中の組織（自家組織）を用いた乳房再建も行っております。 乳癌の手術から乳房再建まで一貫して当院で施行できる事が特徴です。 また、乳房再建術以外にも瘢痕拘縮形成術や陥没乳頭形成術等も行っております。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K867 子宮頸部（膣部）切除術 33 1.00 3.00 0.00 46.03
K867-4 子宮頸部異形成上皮レーザー照射治療 12 0.00 1.00 0.00 39.33
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡によるもの） - - - - -
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡によるもの）（遺伝性乳癌卵巣がん患者に対して行った場合） - - - - -
K872-32 子宮内膜ポリープ切除術（その他のもの） - - - - -
手術の大半は子宮頸部異形成に対する手術であり、レーザー照射治療、子宮頸部（膣部）切除術、子宮付属器腫瘍摘出術等を 主に行っております。乳腺科と比較し 主に年齢層の若い患者様に対して施行されており、術後のフォローや連携が しっかりと取れる体制となっております。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
【症例数の合計は10件未満】
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数（分母）		 分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数（分子）		 リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
856 856 100%
当院では、全身麻酔を行う患者様には原則として弾性ストッキングを着用することで肺血栓塞栓症の予防を計っており、何らかの事情で弾性ストッキングを着用できない方においても内服薬等により予防対策を行っております。
血液培養２セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数（分母） 血液培養オーダーが１日に
２件以上ある日数（分子）		 血液培養２セット実施率
34 15 44.12%
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数（分母）		 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数（分子）		 広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
21 12 57.14%
更新履歴
2024/09/19
令和5年度のデータに更新しました
2023/09/14
令和4年度のデータに更新しました
2022/09/30
令和3年度のデータに更新しました
2021/09/30
令和2年度のデータに更新しました
2020/09/30
令和1年度のデータに更新しました
2019/09/30
平成30年度のデータに更新しました
2018/09/30
平成29年度のデータに更新しました
2017/09/30
平成28年度のデータに更新しました
2016/09/30
病院指標を新規掲載しました